猫が迷子になる理由をランキング形式でまとめました。 迷子になる理由を知っておくことは、猫を迷子にさせない環境を整える上で非常に重要です。
【猫が迷子になる理由 TOP6】
迷子ペット.NET調べ(2018年8月)では窓が開いていて、出て行ってしまった事例が多く見られました。窓を開けているときは猫を窓から遠ざけておくよう、十分に注意しましょう。
[関連URL]迷子猫のアンケート結果(2018年8月~9月)
迷子にさせないように注意
・玄関のドアから
飼い主が玄関を出入りする際にすり抜けてしまわないよう、注意しましょう。
・窓の隙間から
室内飼いの猫が外に出て土地勘が分からず、帰ってこれなくなりることがあります。
・いつも戻ってくるのに戻ってこない
放し飼いの猫が、病気や交通事故で動けなくなることも多くあります。
・動物病院に行くとき
猫は環境の変化が苦手で、普段いかないところへ行くときは逃げ出さないように気を付けましょう。
最近は猫を「完全室内飼い」にされる方が多いですが、やはり、迷子になりやすいは自由に家の中と外とを出入りする「放し飼い」にしている猫の方が圧倒的に多いです。 また、元野良猫は家猫より遠くに行く傾向があります。 猫には帰巣本能があるので、本来なら帰ってくるのですが、迷子になってしまう主な理由は以下です。
発情期
猫が帰ってこない理由の中で一番多いのが、「パートナーを探しに行く」ことです。 生後6ヶ月ごろには成長が早い猫の場合発情するようになります。 オス猫はマーキングをするようになり、メス猫はフェロモンを出すようになってきます。 このような『発情期』に入ったら、パートナーを探しに出ている可能性が高いです。 そのため、繁殖を望まないのであれば去勢や避妊を検討しなければいけません。
遠くに行き過ぎた
猫には帰巣本能がありますが、それは自分の匂いがするテリトリーの範囲であれば有効に発揮されますが、何らかの理由で、自分のテリトリーから出てしまうと迷子になる可能性があります。 テリトリー内では自分の匂いを付けながら巡回しますが、テリトリーの外は自分の匂いがなく帰り方が分からなくなってしまいます。
家の居心地が悪くなった
「犬は人につき、猫は家につく」という言葉があるように、猫は自分の住んでいる環境にこだわりがあります。 その原因として挙げられるのは後輩猫を飼った・飼い主にひどい目にあわされたなどです。
交通事故にあった
猫が迷子になる理由の一つとして、「交通事故にあってしまった」ということが考えられます。 大きなケガを負っている場合、人目がつかない隠れられるところでじっとしていることがあります。
「猫にも散歩を」という考えはメリット・デメリットがあり獣医師の間でも是非について意見が分かれます。 しかし、猫に散歩は必ず必要というわけではないので、猫を絶対に迷子にさせないようにするのであれば、猫を完全室内飼いにすることです。 また、外飼いの猫の平均寿命が、室内飼いの猫より約5年も短い事実が示すように、デメリットの方が大きいといえます。 猫を「放し飼い」にするのであれば、しっかり準備とトレーニングをしましょう。
・マイクロチップ・迷子札をつける
飼い猫には飼い主の連絡先が分かる迷子札をつけましょう。
首輪が抜けたり外れたり、迷子札が取れてしまうこともあるので、マイクロチップを入れることを検討してもいいかもしれません。
・窓やドアの戸締まりをしっかり
家を留守にする際にはもちろん、家に人がいるときでも注意が必要です。
玄関のドアや窓の開け閉めの時は、猫を目に届く範囲に居させておくなど脱走されないように気を付けましょう。
迷子になる主な理由を知ることは、事前に猫が迷子にならない環境を整える上で非常に重要です。 猫にとっても飼い主にとっても幸せな暮らし方を考えた時、外飼いをするのを控えるのではなく、外に出さないことがなにより有効な方法です。 今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
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