犬の年齢の換算表

犬の年齢が人間の年齢だと何歳になるか一覧表にしました。

犬の平均寿命は12歳~16歳程度と言われていて、ドッグフードの質の向上や医療技術の発達により、平均寿命が近年長くなってきています。 また、犬の年齢は小型犬・中型犬・大型犬で大きく異るため注意が必要です。

犬が子犬(0歳~1歳)・成犬(1歳~7歳)・高齢犬(7歳~)の成長過程に応じて、どういったケアが必要になるのかということは、 犬を飼っている方・これから犬を飼おうとしている方であればイメージを持っておいたほうがよいでしょう。

犬の成長段階に応じたケアをご紹介しますので、是非参考にしてください。

犬年齢早見表

生まれてからの年数 小型犬 中型犬 大型犬
1ヶ月 1歳 1歳
2ヶ月 3歳 3歳 1歳
3ヶ月 5歳 5歳 2歳
6ヶ月 9歳 9歳 6歳
9ヶ月 13歳 12歳 8歳
1年 17歳 16歳 12歳
1年半 20歳 19歳 16歳
2年 24歳 23歳 19歳
3年 28歳 28歳 26歳
4年 32歳 33歳 33歳
5年 36歳 38歳 40歳
6年 40歳 43歳 47歳
7年 44歳 48歳 54歳
8年 48歳 53歳 61歳
9年 52歳 58歳 68歳
10年 56歳 63歳 75歳
11年 60歳 68歳 82歳
12年 64歳 73歳 89歳
13年 68歳 78歳 96歳
14年 72歳 83歳 103歳
15年 76歳 88歳 110歳
16年 80歳 93歳 117歳
17年 84歳 98歳 124歳
18年 88歳 103歳 131歳
19年 92歳 108歳 138歳
20年 96歳 113歳 145歳
※種類や飼育状況などにより、個体差があります。
※換算年齢はあくまでも目安です。

犬の成長過程

子犬(0歳~1歳)

生まれて間もない犬は目も耳もまだ機能していませんが、ニオイはわかります。そのため、母犬のニオイを頼りに母乳を飲みます。 生後2週間で、耳が聞こえるようになりますが、目はよく見えていません。 3週目になると、歯が生え始め徐々に目も見えるようになり動くものに興味を示します。特に生後2週~9週は「社会化期」と呼ばれる時期で、好奇心旺盛になり兄弟や親と狩り遊びを学ぶなどします。 また、生後6ヶ月ごろには成長が早い犬の場合発情するようになります。オス犬はマーキングをするようになり、メス犬はフェロモンを出すようになってきます。 そのため、繁殖を望まないのであれば去勢や避妊を検討しなければいけません。

成犬(1歳~7歳)

犬は1歳でもう大人になり免疫状態も安定します。人間の年齢で換算すると小型犬の場合17歳頃、中型犬の場合16歳頃で、大型犬の場合は12歳頃になり心身ともに充実している時期となります。 子犬用だったフードを成犬用に変えます。 2歳ごろから性格が決まってきます。 室内犬の場合、運動不足になりやすいので肥満にならないようにご飯のあげ過ぎに注意して、定期的に健康診断を受けるようにしましょう。 7歳ごろまでは活動的で健康状態が一番安定する時期です。

高齢犬(7歳~)

7歳になると少しずつ老化が始まる時期です。人間の年齢で換算すると小型犬の場合44歳頃、中型犬の場合48歳頃で、大型犬の場合は54歳頃になり、老化の現象は外見上にはなかなかわかりにくいので、毎年健康診断を受けましょう。 成犬用のフードは高齢犬用の高タンパクで低カロリーのものにに変えます。 7歳を超えてくると、目や耳、内臓の病気などになる確率が年々上がってくるので、半年に一度健康診断を受けるようにしましょう。 いつもと違ったことなどがあれば動物病院で診てもらうようにしてください。