アーフェンピンシャーってどんな犬?

アーフェンピンシャーは黒色の粗毛で、名前の通りの猿に似た顔をした小型犬です。 性格は、好奇心旺盛で活動的な犬で、飼い主の言うことに忠実です。 しかし、見知らぬ人や犬に対しては警戒心が強く恐れ知らずなところがあるので、場合によって吠え立ててしまうこともあります。

アーフェンピンシャーの歴史

アーフェンピンシャーはドイツが原産国です。 アーフェンピンシャーの名前の由来は、サルの表情に似ているテリア系の犬種だったので、 ドイツ語で「サル」は“アーフェン”、「テリア」は“ピンシャー”からきています。 アーフェンピンシャーは、原産国であるドイツで貴族を中心に人気でしたが、現在の人気は徐々に衰えドイツでも珍しい部類の犬種です。 日本では、ジャパンケネルクラブの登録件数によると、2016年には3頭しかいないとても希少な犬種です。

[参照]一般社団法人ジャパンケネルクラブ 犬種別犬籍登録頭数(2016年)

アーフェンピンシャーの特徴

アーフェン・ピンシャーは名前通りのサルに似た顔で、別名「モンキー・テリア」と呼ばれています。 サイズは、小型犬ですが昔はネズミ狩りとして活躍していたこともあってか体格はしっかりとしています。 また、好奇心旺盛でちょこまかと動き、飼い主によく懐きますが見知らぬ人や犬に対しては警戒心が強いので小型犬ながら番犬にも向いています。

サイズ 小型犬
体高 25~30cm
体重 4~6kg
毛色 ブラック
アーフェンピンシャーの飼育

小型犬のアーフェンピンシャーは、好奇心旺盛で活動的な犬ですが、運動量はさほど必要ない犬種です。 ですが、体を動かして遊ぶのが大好きなのでボール遊びや、外で走らせたりしましょう。 また、少々頑固であったり、警戒心が強く吠え癖を持っていたりするので、小さいころから社会性を持たせるため、 色んな人や犬と触れさせてあげると成犬になってからの飼育が楽になります。

健康面で気を付けること

アーフェンピンシャーの平均寿命は12~14年ほどです。 丈夫で健康な部類の犬ですが、病気やケガで気を付けないといけないものは、膝関節脱臼、泉門開存、動脈管開存症などになります。

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