ポスターは迷子犬を探す有効な手段です。 できるだけ多くの人に声をかけ、ポスターもいろんな場所に貼りましょう。
ポスターを作る時のポイントは、「目立つこと」と「シンプル」であることが重要です。 いくら、素晴らしいポスターを作っても認知してもらうことができなければ意味はないので、ポスターを目立たせましょう。 また、ポスターを見てくれても情報が多すぎて何が書いているかわからないということがないように、必要なことだけを書いて「シンプル」に作りましょう。
タイトル
多くの人の目に一目で何のポスターかわかるように大きな文字でタイトルを書きましょう。 例えば、「探してます」「迷い犬」などを色付きで書くとよいでしょう。
写真
写真は特徴がよくわかるようなものを載せるようにしましょう。 写真はポスターを見てくれた人の記憶に強く残りやすいので、必ず載せるようにしましょう。
迷子になった場所・日時
迷子になった場所を書くことはメリットとデメリットがあります。 メリットは、迷子になった場所の近くにいる人の記憶に残りやすいので早い発見につながる可能性があります。 しかし、デメリットは迷子になってから何日も経つと、迷子犬も長距離移動している可能性もあり、逆に「迷子になった場所」が先入観になってしまって、見つかりにくくなってしまうこともあります。 なので、犬がいなくなってすぐの場合は、迷子になった場所・日時は書いたほうがいいですが、何日も経ってしまった場合は書かないようにしましょう。
連絡先
飼い主の名前と電話番号を書きましょう。 何かと物騒な世の中なので、飼い主の名前は平仮名やカタカナで書き、電話番号も携帯かPHSを書くようにしましょう。 また、住所は書かないほうがいいでしょう。
特徴
特徴は見やすく、羅列して書くほうがいいでしょう。 書く項目は下記を参考にしてください。
ポスターを貼る位置は、大人の目線より下の高さに。 心理的効果と、子供が見てくれる場合も多いからです。 ポスターを貼る場所は町内の掲示板、スーパーやコンビニ店、美容院や理髪店、動物病院やペットショップなどに積極的にお願いしましょう。 また、公園など犬を散歩している人に配り、普段見慣れない犬がいた場合、連絡してもらえるようにお願いましょう。 どのぐらいの範囲にポスターを貼ったり配ればいいのか下記の「迷子犬の行動範囲を検索」を、お役立てください。
【参考】1日の移動距離
ポスターは雨で濡れてしまうと情報がわかりにくくなるので、ラミネート加工などをしておくといいでしょう。
ビニール袋だと、湿気で曇ってしまい見えにくくなってしまう可能性があります。
ポスターなどを電柱や、道路上のさく、街路樹などに許可なく貼ることは軽犯罪法に触れる恐れがあります。
どうしても貼りたい場合は、電柱の所有者や、管理している自治体に連絡を取り、許可をもらうようにしましょう。
また、ポスターの貼りすぎは景観にも悪影響を与えてしまい、嫌悪感を持たれてしまうのでほどほどにしましょう。
犬が無事発見されたら異常がないか念のため、動物病院で診てもらうことをお勧めします。 また、これまでに貼ったポスターを忘れずに回収しましょう。 ポスターには連絡先など個人情報が記載されているので、あとあと問題にならないように早めに回収するようにしましょう。