犬が迷子になる理由 TOP8

迷子犬

犬が迷子になる理由をランキング形式でまとめました。 飼い主が事前に注意しておくことで迷子にならずに済むよう対策をしておきましょう。

「庭から逃げてしまった」が最多

【犬の迷子の発生状況ランキング】

迷子ペット.NET調べ(2018年8月)では、犬の迷子の発生状況で「庭から逃げてしまった」というケースが最も多い結果となりました。

犬の迷子の発生状況

迷子にさせないように注意

・散歩中に逃げてしまった
 お散歩時など外に出している時のノーリードはとても危険です。外出時は首輪やリードを必ず付けましょう。

・花火や雷などの大きな音がしたとき
 迷子になる原因の多くが大きな音に驚いた時です。

・門のすき間や開いた窓から外に
 宅配が来て玄関を開けたすきに出て行ってしまうことも多いようです。

・係留具が破損していた
 屋外で飼っている場合に多いので、定期的に点検するようにしましょう。

・旅行先で
 慣れない土地に連れていくときは、首輪が緩くなっていないか確認しておきましょう。

・盗難に気を付けよう
 庭で飼っている、買い物中に外に繋げて待たせているなど悪意のある人に盗難される可能性があります。

※去勢していないオス犬は、数km先の発情したメスの臭いに惹かれて、家を抜け出していくこともあります。

[関連URL]迷子犬のアンケート結果(2018年8月~9月)

犬が迷子になる理由

 犬の迷子の発生場所では、自宅が79%で、散歩中13%を大きく上回りました。 自宅での発生では、「雷や花火の音に驚いて逃げ出してしまった」というケースに加え、屋外飼育では「庭に繋いでいた係留具が壊れてしまい 気付いたらいなくなっていた」なども見られます。係留具は定期的に点検し、傷みなどがみられる場合には早めに交換をすることが大切です。 室内飼育では、「風通しのために開けていた窓や玄関から出ていってしまった」「来客の際、玄関を開けた瞬間に出ていってしまった」というケースが見られました。不意の行動に備え、犬用ゲートなどを利用することが迷子の予防につながります。

犬の迷子の発生場所

 また、散歩中では「店頭にリードを繋いでおき、戻ったらいなくなっていた」というケースも少なくありません。愛犬を店頭に繋いでの買い物は、迷子だけでなく、夏場は熱中症の危険も高まりますので特に注意が必要です。

[関連URL]迷子犬のアンケート結果(2018年8月~9月)

迷子にさせない予防策

・窓やドアの戸締まりをしっかり
 家を留守にする際にはもちろん、家に人がいるときでも注意が必要です。 しっかりと係留(鎖や綱で繋ぐ、檻や柵に入れる、部屋から出さない等)の対策をしておきましょう。 玄関のドアや窓の開け閉めの時は、犬を目に届く範囲に居させておくなど脱走されないように気を付けましょう。

・外出時は首輪やリードを付ける
 お散歩時など外に出している時のノーリードはとても危険です。 また、放し飼いは条例で禁止されています。 首輪は飼い犬の証でもあるので、もし迷子になって保護された時に飼われていることがわかってもらえるので、必ず付けるようにしましょう。

・ペットが混乱または興奮しそうな場所では要注意
 人が多い場所や初めての行く場所といったペットが混乱または興奮しそうな場所では、十分注意しましょう。 特に大きな音がするような花火大会や盆踊りなどは一緒に連れていくことは避けたほうが良いでしょう。 普段は大人しくても、花火など大きな音にビックリしてどこかへ逃げて行ってしまったという話はよくあることです。

・犬鑑札・マイクロチップ・迷子札をつける
 飼い犬には犬鑑札、狂犬病予防注射済票を着けましょう。 首輪が抜けたり外れたり、迷子札が取れてしまうこともあるので、マイクロチップを入れることを検討してもいいかもしれません。

迷子になったら

 迷子犬を探すときの鉄則はできるだけ早く捜索することです。 犬は、逃げて行った方向が分かる場合、最後に走り去っていった方向にいることが多いようです。 しかし、カミナリや花火の音に驚いて逃げてしまった場合には、音とは反対の方角へ逃げている可能性があります。 また、なじみのある近所、散歩コースにいることも考えられるので、早めに捜索しましょう。

【迷子犬の行動範囲を検索】愛犬が迷子になってしまった時、行動範囲を調べることができます。 捜索の手がかり、ポスターの掲示、周辺の人への聞き込みの際にお役に立てれば幸いです。

迷子犬の行動範囲を検索:https://maigo-pet.net/dog/map.php

地図

さいごに

 今一度自宅での愛犬の飛び出し防止対策を見直すことをお勧めします。窓や雨戸を閉める、庭の門やフェンスを確認、係留具は壊れていないかなど気を付けておきましょう。 大切な家族の一員である愛犬の安全を守るのは飼い主の責任です。 そのため、迷子になる原因を知り、その予防することはなにより愛犬のために必要なことです。 日頃から愛犬の生活には十分に気を配り、守ってあげましょう。

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