迷子犬の探し方がわかる5つの対処法
【見つかった9つの実例公開】

迷子犬

犬

「愛犬を迷子にしてしまった、これからどうやって探せばいい?」 「今すぐできる迷子犬を探す方法は?」 「実際に迷子犬を探し出した飼い主さんの実例を知りたい」

こういった声にお答えします。

本記事の内容

  • 迷子犬を見つけるために飼い主さんがすべき5つの対処法
  • 実際に迷子犬を探し出した飼い主さんの実例を9つ紹介

「愛犬が迷子になったどうしよう」 そんな時、飼い主さんが探し方を知っていると見つかる確率が高まります。
毎月10万人が利用する迷子ペット専門サイトを年間運営してきた管理人が、飼い主さんがすべき5つの対処法を紹介しています。

時間がたつと遠くに行ってしまう可能性があるので、迷子犬を探すのに重要なのは、「飼い主さんの素早い行動」です。

これから迷子犬を探そうとしている方は是非記事をご覧ください。

迷子犬を見つけるために飼い主さんがすべき5つの対処法

  • その①:迷子犬が掲載されているウェブサイトを確認
  • その②:警察署・保健所・動物愛護センターに届け出
  • その③:ポスター貼り、チラシ配り
  • その④:動物病院を確認
  • その⑤:ペット探偵に依頼

今すぐチェックしよう

その①:迷子犬が掲載されているウェブサイトを確認

迷子犬を保護した人が、全国の自治体の保健所や動物愛護センターや警察署に届け出ているかもしれません。
管理人がこの迷子犬のサイトを年間運営してきた経験からしても、ネット経由で見つかった迷子犬は非常に多いです。
保護情報が掲載されている3つのサイトとSNSを今すぐチェックしよう。

  • 環境省※全国の自治体の保健所や動物愛護センターなどに保護・収容されている迷子犬の情報が掲載されています
  • 警察庁※全国の警察の届け出されている遺失物の中に迷子犬の情報が掲載されています
  • 迷子ペット.NET※毎月10万人が利用する迷子ペット専門サイトで迷子犬の検索ができます。【無料で利用できます】(当サイトです)>迷子犬の登録はこちら

上記のサイト以外にTwitterやInstagramなどのSNSにも迷子犬の保護情報や目撃情報がたくさんあるので検索してみて下さい。

ネットで探しても見つからなかったらすぐに行政機関に届け出をしましょう

その②:警察署・保健所・動物愛護センターに届け出

警察署・保健所・動物愛護センターへ迷子犬の届け出をします。
各機関の連携が取れていないことがありますので、例えば警察署の場合迷子になった隣の市町村にも届け出をしてください。
また、迷子犬の目撃情報がよせられることがあるので捜索ポイントを絞るうえでも警察署・保健所・動物愛護センターへの届け出は必須です。

管理人がこの迷子犬の掲示板を年間運営してきて、実際に警察署・保健所・動物愛護センター経由で見つかった迷子犬というのは非常に多いです。

その③:ポスター貼り、チラシ配り

ポスターは迷子犬がいなくなったところを中心に、円になるように人目に付く場所にたくさん貼ります。 目撃情報から潜んでいる場所を絞ることで効率的な捜索ができるので効果的です。 注意点として、トラブルに巻き込まれないようにポスターを貼る場所は事前に確認を取ってからにしましょう。

  • 大阪市※迷子動物の捜索ポスターが無料で利用できます

チラシ配りは、近くの住宅へのポスティングと犬の散歩で集まっている飼い主さんへ聞き込みもかねてチラシを配ると効率的に行えます。

この掲示板を運営してきた経験として、ポスター貼り、チラシ配りは目撃情報の収集に効果的という印象です。 その目撃情報から迷子犬の発見というケースが多いです。

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その④:動物病院を確認

動物病院によっては迷子犬を預かっていたり、ケガをした状態の迷子犬が運び込まれていたりすることがあるので何か情報がないか聞いてみて下さい。
迷子ポスターの貼らせてもらえる病院もあります。

この掲示板に寄せられた見つかったケースのなかでは数は少ないですが動物病院という事は過去に何度かありました。

その⑤:ペット探偵に依頼

ペット探偵に依頼される場合、動物行動学に基づいて捜索しているような専門的な知識を持ったペット探偵さんに依頼すると良いでしょう。
実際に依頼される前に無料で相談に応じている所もあるので、一度相談してから決めるのもありです。
ただ、中には悪質な業者もいるので注意してください。

迷子ペット.NETの投稿者さんの中にも利用されている方がいて、実際に見つかっているケースがあります。 そもそも費用が掛かってしまうので利用する人が少ないといった側面があり、件数自体は少ない傾向にあります。

事前にメモしておこう

正確に情報を伝えておくことで見つかる確率が高まります。

  • 犬:性別、犬種、大きさ、毛色、年齢、病歴、外見などの特徴
  • 迷子になった時の状況:場所、日時、逃げて行った方角
  • 飼い主さん:氏名、住所、連絡先
  • 最近撮った写真:全身が写っている、外見などの特徴がわかるなど数枚の写真

実際に迷子犬を探し出した飼い主さんの実例を紹介

管理人が掲示板を年間運営してきた中で迷子犬を探している方の参考になる事例を9つご紹介します。

迷子犬が掲載されているサイトで発見

お名前:こてつ君

犬種:雑種

迷子の期間:8月 17日~8月 24日

届け出済みの機関:保健所 収容施設

犬が見つかるまで: 毎日、同じご自宅にお邪魔していたそうです。 こちらの掲示板を探してくれて こてつかもしれないと連絡をくれました。 こてつがお邪魔をするたびに おやつやご飯を与えてくれていたそうです。 お家に来ない時は探して下さっていたり、犬がお邪魔したくなるのが分かるくらい優しく温かいご家族様でした。 こてつが繋いでくれたご縁だと思いこのご恩を忘れずに過ごしていきたいと思っています。 また、こちらの掲示板があって、探してくれている方々がいて、本当に良かったです。 これからは今まで以上に大切に育てて行きたいと思っています。 本当にありがとうございました。 (一部抜粋)

この掲示板を通して飼い主さんに連絡があり見つかりました! このようなお世話をされる方や目撃者や実際に保護した方がこの掲示板で飼い主さんを探している方がたくさんいます。

お名前:さくらちゃん

犬種:ビーグル(ミックス)

迷子の期間:5月10日~5月 23日

届け出済みの機関:保健所 警察署

犬が見つかるまで: 5月10日に行方がわからなくなり、いろいろ手を尽くして探していたのですが見つからず、ちょうど2週間たった今日の夕方、この掲示板と連動していたツイッターを見ていた方から川の中州にいるのを見たとの情報提供があり、無事に保護することができました。 本当にありがとうございました。

ネット経由の目撃情報で無事保護につながりました! 実際にこれまで迷子犬の掲示板を運営してきてSNSの力はすごいなと感じます。 当サイトはTwitterと連動しているので広範囲の人に拡散することができるのでぜひ利用してみて下さい。

お名前:ラッキー君

犬種:柴犬

迷子の期間:6月 28日~7月 9日

届け出済みの機関:警察署 収容施設

犬が見つかるまで: ラッキーがいなくなった事を知った時、すでに10日経っていました。 関係各所が休日の為、更に連絡が遅れてしまい、焦りました。 まずはネットで情報の確認をし、それからこちらのサイトを利用し、情報を載せました。 やはりSNSに繋がっていたのが、大きかったと思います。 載せたその夜に情報を頂きましたし、あっという間に拡散していたので、びっくりしました。 管理人様からも、情報(次郎丸4丁目の保護犬)を頂きました。 すでに、父が画像を見て、「ラッキーじゃない」と言っていましたが、再度確認し、父の答えは変わりませんでしたが、その掲示板を何度も何度も見ているうちに、「やはりラッキーじゃないかな?」と、私の気持ちは変わってきました。 収容期限がすでに切れていたので、後悔はしたくなかったのです。 本日、事前にラッキーの画像を収容センターに送った上で、連絡すると、まだ保護していると言われ、ホッとしました。 そして、画像を見た担当の方から、「毛並みが一緒!間違いない!」とはっきり仰って頂き、それを聞いた父も、それなら…と収容センターに確認に行き、見た途端、ラッキーと呼んだそうです。 やはり、直接確認しないといけませんね。本日、保護して頂いた方からも、収容期限が切れたので心配して「ラッキーではないですか?」と保護した状況や画像付きでメールを頂きました。 感謝いたします。ありがとございます! ラッキーはその名の通り、本当にツイてるラッキーなヤツです^^皆様ご協力頂き本当にありがとうございました!幸せな1日になりました!

ラッキー君のことは管理人もよく覚えています。 投稿者さんと飼い主であるお父様とは離れれ暮らしていたため、いなくなったことを知った時、すでに10日を過ぎていました。 それからこの掲示板に投稿した夜に、掲示板と連動したTwitter経由で収容センターにいたことが判明。 収容期限がすでに切れていて、収容センターのHPの「保護した犬一覧」の中には載っていませんでしたが、投稿者さんが連絡を入れると画像を見た担当の方から、「毛並みが一緒!間違いない!」とのことで直接確認し再会できました。

警察署・保健所・動物愛護センターで見つかった

お名前:ゴン君

犬種:柴犬

迷子の期間:7月 27日~7月 30日

届け出済みの機関:保健所 警察署

犬が見つかるまで: 地元警察署の隣の警察署より電話で見に行き連れ帰りました、いなくなった日に保護されていました。 金に居なくなり届けをして土日は×で月に役所みたいでしたが、警察の話を聞き、だいぶ自分の想像より遠くに行ってました幹線道路・線路があるので踏切とよく行ったなと感心してしまいました、老犬と侮るべからずです、それと二日間の勾留?犬の性格が変わってしまって驚いています、連れ帰る時、吠えて噛まれました! 時間かけてスキンシップですね、後は当方の管理体制ですね。警察担当者は、掲示板をチェックしているのか?写真なくてもそちらの犬ですよと言われました。(一部抜粋)

警察署からの連絡で再会できました! 迷子犬を探すうえで警察署や保健所、収容施設の届け出は必須です。 さらに縦割り行政で隣の市町村の警察署や保健所と連携できていないことがあるので、隣の市町村にある行政機関にも届け出をしましょう。 実際にゴン君のように隣町で保護されて隣の警察署や保健所から連絡があったという話はよくあります。

お名前:どんちゃん

犬種:シーズ

迷子の期間:7月 6日~7月 9日

届け出済みの機関:保健所 警察署

犬が見つかるまで: 7月6日、道路を歩いているところをコンビニに誘導してくださり警察に連絡。その後 保健所で保護。 保護してくれた方が連れていかれるまで親切に世話をしてくださったそうです。 7日、保健所に連れていかれたと知りました。 7、8日にどんちゃんの情報をメールでいただきました。 土日が保健所がお休みのため、どんちゃんであるか、確認できませんでした。やっと月曜に会えました。ありがとうございました。

保健所からの連絡で再会できました! 保健所などの行政機関は休日は基本的にお休みです。 届け出などは平日にしておきましょう。

お名前:スカル君

犬種:マルプー

迷子の期間:1月 31日~1月 31日

届け出済みの機関:警察署 収容施設

犬が見つかるまで: 私の棟の7階に住んでらっしゃる方が31日の20時頃7階のエレベーターホールでずぶ濡れになって震えているスカルを発見して保護してくださったとのこです。 次の日の2月1日にインスタグラムでスカルの迷子犬の投稿をご覧になって飼い犬だとゆうことがわかった上で警察に連絡して預けようとしたそうです。 その連絡が愛護センターからあったのが2日です。 すぐ保護してくださった方に連絡し、21時頃に仕事が終わるとお伝えしたらその時間は用事があり家にいなく、申し訳ないが無理だとの事で、私の代わりにお迎えに行ける人がいなかったためそれでは3日の朝頃お迎えに行かせていただきます。と伝えて今日お迎えに行きました。 スカルと再会した時少し警戒しながら部屋から出てきましたがすぐ私に気づいて飛びついてきてくれました。 本当に可哀想なことをしたと思います。 今更ながら深く反省しています。 みなさんご協力本当にありがとうございました。 今後このようなことが一切ないように、私がもっとちゃんとします。 所有者明示が何も無かったこと、こんなことがあってからですが首輪を買い、スカルの名前入りと私の電話番号が表記されているネームプレートを注文しました。 みなさん本当に本当にありがとうございました。 スカルは怪我もなく、ご飯よりおやつを欲しがるほど元気です

愛護センターからの連絡で再会できました! 保護してくれた方は飼い主さんと同じマンションの人でした。 スカル君のように意外に近くで保護されていたという事はよくあります。 マンション内で居なくなったのであれば館内にポスターを貼らせてもらうのもいいですね。

ポスター貼り、チラシ配りで見つかった

お名前:マフィンちゃん

犬種:雑種

迷子の期間:9月 12日~9月 16日

届け出済みの機関:保健所 警察署 収容施設

犬が見つかるまで: ポスターを作り電柱に貼り紙して道行く人にビラ配りしました。 15日迄に3件の目撃電話を頂き、2キロ~4キロ以内で移動してるのがわかりその周辺のポスターを強化。 16日に、いま記念館の中にいてますよ!と女性から電話があり、駆け付けると到着まで見張ってくれていて助かりました。 男性が出てきて一緒に追い込んでくれて無事に捕獲できました。 感謝しかないです(T_T) (一部抜粋)

ポスターを見た人からの目撃情報で再会できました! ポスターを貼ってその目撃情報から捜索範囲を絞り、さらにその捜索範囲にポスター貼りを強化するという方法でした。 とても効率的な方法ですね。

お名前:クラリスちゃん

犬種:トイプードル

迷子の期間:1月 5日~1月 5日

届け出済みの機関:警察署

犬が見つかるまで: 聞き込みやポスターを貼りながら捜索していたところ、似た犬がいると連絡をもらい、駆けつけ保護することができました。 場所は、いなくなった場所からほぼ離れていないところで、人にも見られにくい死角部分でじっとしていたようでした。 協力していただいた皆さまに感謝です。ありがとうございました。

ポスター貼りをしながらの聞き込みで再会できました! この方法も効率的ですね。

お名前:ミック君

犬種:シュナとプードルのミックス

迷子の期間:11月 14日~11月 16日

届け出済みの機関:保健所 警察署 収容施設

犬が見つかるまで: 必死に探しました。警察などは勿論、近隣の獣医 ペットショップ などにもお知らせし、チラシを作りポスティングしました。 結局ポスティング見た方の情報で発見出来ました。見失った近くの川に居ました。まさかと思う様な所にいるんですね。 ありがとうございました。

ポスティング見た方の情報で再会できました! チラシ配りは、犬の散歩で集まっている飼い主さんへ聞き込みもかねてチラシを配ると効率的に行えます。 近くの住宅へのポスティングは大変ですが、効果は大きいですね。

愛犬と再会できたら

愛犬と再会できたら異常がないか念のため、動物病院で診てもらうことをお勧めします。
これまでに連絡をした行政機関への報告をしましょう。
また、ポスターを貼っていたら、回収作業も忘れずに行いましょう。
愛犬を引き取ったらたくさん甘やかせてあげて下さい。
飼い主さんと離れ離れになってわんちゃんも不安の中で過ごしていたはずです。

そして、もう二度と迷子にならないように対策をするようにしましょう。

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