猫が迷子になった時、どうやって探したらいいのでしょうか。 もしもの時に備えて、正しい知識と対応策を身に着けておきましょう。
迷子猫は思いがけない場所に潜んでいるケースもあります。 心当たりのある地域の警察署や動物愛護センターにも問い合わせをしてみましょう。 ペットショップや、動物病院に届けられたいることもありますので確認してみることもお勧めします。 また、最悪の場合、交通事故に遭い、清掃局に引き取られている場合があるので清掃局にも問い合わせてください。
保健所・動物愛護センター
保健所・動物愛護センターはペットを保護したり、目撃情報が寄せられたりしています。 保健所によって違いはありますが、長くて1週間、短くて3日で処分されてしまいます。 そのため、「迷子届」を出すだけでなく、飼い猫の写真やポスターを送るのも有効です。 また、迷子を保護している人から「保護届」が出ている可能性もあるので、必ず連絡するようにしましょう。
国立感染症研究所HP・全国保健所一覧:
http://idsc.nih.go.jp/hcl/index.html
環境省HP・収容動物検索情報サイト:
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/shuyo/
警察署
警察署は迷子動物の正式な届け場所ですので「遺失物届」を出します(24時間365日受付)。 現在の法律では猫は「モノ」として扱われています。 迷子猫を保護した人が、猫を「拾得物」として派出所や警察署に届け出ているかもしれないので、お近くの交番に問い合わせてみましょう。 また、交番に行くときには飼い猫の写真やポスターを持って行きましょう。
都道府県警察における遺失物の公表ページ:
http://www.npa.go.jp/consultation/chiiki2/ishitsubutsulink.htm
清掃事務所
交通事故に遭った場合、清掃局に引き取られている可能性も、残念ながら否定できません。地域の清掃局にも問い合わせてみましょう。
動物病院
迷っているところを保護されて運びこまれている可能性もあります。
迷子猫を探すときの鉄則はいなくなった場所の近辺を探すことです。 猫の習性からして、自分のテリトリーの外に出ても見境なく遠くには行くかずに、不安になり近くの身を隠せる場所に潜んでいることが多いようです。 ですから、家の近くを、時間を変えて何度も何度もさがすことが重要です。 ちなみに、発見される時間帯は、夕方から夜遅く・早朝にかけてが多いようです。 また、猫が自力で戻ってくる場合に備えて、防犯に差し支えない範囲でドアや窓を少し開けておくことも検討しましょう。
【参考】テリトリーの範囲
近年では、猫の迷子や保護をTwitterなどSNSで呼びかけていることも多いのでぜひ活用しましょう。 また、当サイトが運営している迷子猫の掲示板「迷子猫.com」は無料でご利用いただけます。
猫が無事発見されたら異常がないか念のため、動物病院で診てもらうことをお勧めします。 これまでに連絡をした行政機関への報告をしましょう。 また、ポスターを貼っていたら、回収作業も忘れずに行いましょう。
今後、迷子にしないよう、出来る予防策はしておきましょう。
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できるだけ多くの人に声をかけ、ポスターもいろんな場所に貼りましょう。
迷子猫を探すときの鉄則はいなくなった場所の近辺を探すことです。