猫には帰巣本能があるので、本来なら帰ってくるのですが、 なかなか帰ってこないときに考えられる4つの理由を紹介しています。
猫が帰ってこない理由の中で一番多いのが、「パートナーを探しに行く」ことです。 生後6ヶ月ごろには成長が早い猫の場合発情するようになります。 オス猫はマーキングをするようになり、メス猫はフェロモンを出すようになってきます。 このような『発情期』に入ったら、パートナーを探しに出ている可能性が高いです。 そのため、繁殖を望まないのであれば去勢や避妊を検討しなければいけません。
猫は普段は自分のテリトリー内を巡回していますが、何らかの理由で、自分のテリトリーから出てしまうと迷子になる可能性があります。 テリトリー内では自分の匂いを付けながら巡回しますが、テリトリーの外は自分の匂いがなく帰り方が分からなくなってしまいます。 そのため、長期間帰ってこない場合は猫の縄張りの外を探してみる必要があります。
【参考】テリトリーの範囲
※引っ越した直後の猫の外出は土地勘が全くないので要注意です。 首輪にしっかりと住所を書く、マイクロチップを埋め込むなど対策をするようにしましょう。
「犬は人につき、猫は家につく」という言葉があるように、猫は自分の住んでいる環境にこだわりがあります。 その原因として挙げられるのは後輩猫を飼った・飼い主にひどい目にあわされたなどです。 このようなことが原因で家出した場合、かなり深刻で帰ってこなくなる可能性があります。 そのため、猫が嫌がるような環境の変化や、猫が嫌がるようなことをしないようにしましょう。 また、家出してもいきなり自分のテリトリー外に行くことはあまりないので自宅周辺をくまなく探すようにしましょう。 そして、猫が帰ってきたら安心して暮らせる環境を作るようにしましょう。
猫が外に出たきり帰ってこない理由の一つとして、「交通事故にあってしまった」ということが考えられます。 大きなケガを負っている場合、人目がつかない隠れられるところでじっとしていることがあります。 その場合、飼い主でも見つけるのは難しいので、近所の人に聞き込みなど情報提供を呼びかけましょう。 そもそも、近くに大通りがあったり車が頻繁に通る場所があったりする場合は、猫を外に出さないようにしましょう。
猫が帰ってこない理由は様々ですが、帰ってこなくなる原因を知り、事前に対策をすることは重要です。 猫にとっても飼い主にとっても幸せな暮らし方を考えた場合、外飼いをするのを控えるのではなく、外に出さないことかもしれません。
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