東京都江戸川区上篠崎の雑種

無事に保護しました！

2020年 7月 9日 21時台

東京都江戸川区江戸川土手付近

仕事帰り、玄関先から逃げてしまった室内飼いの猫のシピ。
いなくなった翌日の夜から自主作成のチラシを付近にポスティングし始めました。
同時に避妊済みメス猫の行動範囲とされる半径50~150メートルを歩いて捜索。平日はこの2つを仕事が終わってから夜中まで毎日行い、休日には最後に見かけたところから一軒一軒お声掛けしてお庭を隅々まで見せていただくローラー作戦を実施。これらを2週間ほど続けました。
その間、複数の目撃情報をあちこちからいただき、都度確認しに行きましたがどれも違う猫ちゃん。
白黒のハチワレが近隣に多いと踏み、チラシに「見かけたらお写真を撮っていただきたい」という文言を追加しました。
そして2週間ほど経つ頃、半径150メートルを越えた先のお宅から目撃情報。
玄関先に出していたゴミ袋を漁ろうとしていたお腹を空かせた様子の猫が、チラシの猫に似ていたとのことでした。
精神的にも体力的にも少しきつくなってきていた頃でしたが、藁にもすがる思いで周囲を捜索。
そしてちょうど2週間目の夜に、目撃情報のあった近くの駐車場の車の下でシピを発見。
こちらの呼び掛けに反応は示すものの、警戒しているようで寄ってきてはくれず。
塀の下のプレハブ下のわずかな隙間に潜ってしまい、保護することはできませんでしたが、ついに無事を確認することが出来て一安心。
協力してくださっていたボランティアの方のご好意と、近隣の方のご好意で捕獲器を設置することに。
しかしシピはかなりの警戒心と慎重さを持ち合わせており、なかなか捕獲器に近づいてくれませんでした。
そこから5日目の雨の日の夜。
捕獲器を確認に行くと、聞いたことの無い猫の声。
別の猫が入ってしまったかと申し訳ない気持ちで捕獲器を見ると、シピがいました。
怯えて普段聞いたことの無い声で鳴くシピは雨で濡れており、3週間前よりかなり痩せてしまっていました。
しかしついに、無事に、保護することができました！
そこからはバタバタと病院の手配やお手伝いしていただいた方へのご連絡、お庭を見せてくださった近隣の方へのご挨拶やポスティングを行いました。
シピはかなり痩せていて、複数の怪我もしていましたが健康状態は良好とのこと。
ようやく本当の安堵が訪れました。

今回は、ボランティアさん、地域の方々、本当にたくさんの方のご協力があっての保護でした。
今後このようなことがないよう、しっかりと対策を行おうと猛省中です。
今回のことが、少しでも捜索中のご家族の参考になればと思います。
気にかけてくださっていた皆様、ありがとうございました。

まだ見つかっていない迷子のペットたちが、無事に家族の元へ帰れますように。

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