埼玉県川越市笠幡のむぎわら

帰ってきました

2021年 9月 5日 12時台

埼玉県川越市笠幡

失踪１日目：晴れた午前中に外出したきり帰ってこなくなった。６年間こんな事は一度もなかった。午後から雷雨になり、以降６日間雨が降り続く。連日掃除機を朝から晩までかける用があり、騒音に嫌気がさして帰ってこないのかと思っていた。

２日目：朝になっても帰ってこないのでさすがにおかしいと思い付近を捜索するが見つからず。雨で近隣も農作業が出来なくなっている。どこかのお宅の物置などに入って出られなくなっているのでは…？

３日目：保健所、動物病院、清掃事業課に連絡。ビラを手作りし近隣20件ほどに手渡し説明、自宅前にポスターを貼る。今日も雨。雨が止んだら帰ってくるような気がしてならない。

４日目：普段出入りしていた縁側に置き餌をしてみた所、深夜３時頃きれいに無くなっており猫の足跡がついていた。野良猫のしわざと思い、うちの猫が寄り付けなくなるのではと置き餌を続けるか悩む。

ペット探偵社２社に無料相談しアドバイスを頂く。普段から外に出ていた猫なので、何らかの事故や事件に巻き込まれた可能性があるとのこと(交通事故、猫同士のトラブルで追われた、どこかに閉じ込められた、車に乗ってしまい運ばれてしまったなど)。1人でも多くの人に知って貰うことが肝心と、ビラ、ポスター、新聞折込等を勧められる。迷子猫掲示板の登録数を増やした。

５日目：半径150m以内に手作りポスターを施設や住民の許可を頂きつつ貼る(許可得ながらでは１日13枚が限界だった)。これまでの所目撃情報なし。

夜置き餌をしてみた所、まだ家族が起きていた23時頃にあっという間になくなる。普段のうちの猫なら入れてくれと鳴く所を、エサだけ食べて去ったのは、やはり他所の猫の気がする。

別の掲示板にて詳しい方に色々アドバイスを頂く。

６日目：失踪日から降り続いていた雨がようやく止んだ。正午、捜索に出た家族が帰宅したところ、家の前に帰ってきていた。怪我も痩せた様子もなく、中に入れてくれとせがむ。連日朝から晩まで散々探したのに、一体今までどこにいたのだろう。

普段から外にも出していたが、大変臆病な猫で他人には決して寄り付かず、近所に聞き回っても「猫を飼っていたんですか？」と驚かれるほど人目につかず行動範囲も狭かった猫。
帰ってきた時怯えた様子もなく、しきりに甘えてきた事もあり、自分の意思で帰らなかったというより、何らかの事情(閉じ込められていた等)で帰りたくても帰れなかったのかもしれない。本当のところは猫のみぞ知るだが、無事で本当に良かった。帰ってきてくれてありがとう。

※推奨されている大量のビラ配りやポスター貼りや聞き込みは、発見の可能性を高めるのに必要な事とは思う。しかし家庭や仕事がありながらそれらを完璧にこなすのは正直無理。体力にも気力にも限界がある。不慣れなため何をやるにも１日がかり。雨の中&夜間の捜索での疲労、睡眠不足、何も手につかない生活、毎日悪い想像ばかりしてしまい６日間本当に生きた心地がしなかった。心労で飼い主が倒れてしまわないよう、無理のない範囲で行えば良いのではと個人的には感じた。

保健所　

埼玉県の届け出先一覧

うに

むぎわら

中型猫

メス（避妊）

こげ茶色

しましま尻尾で先端が明るい色です。
ちょっとした物音にもビクッとしてパッと逃げてしまう、大変臆病な猫です。家族以外の人には近寄りません。

HAL

>>投稿者さんにメールを送る<<